「ハングオーバー!!! 最後の反省会」 お酒の飲みすぎや薬物のせいで意識が飛んで、 気がついたら目茶苦茶なトラブルが起きていて、 一体どうしてこんなことに…と 仲良し野郎グループ4人が奔走するシリーズの3作目にして最終作です。 今回は行状が酷くなりすぎたアランを施設に入れようと ダグとフィルとステュが車で送っていく最中に 4人とも誘拐されるというお話です。薬物もお酒も関係ない。 ギャグとしての男×男ねたは、ふんだんに使われていますが、 その他も動物惨死系や下品系、汚い系と、きついギャグが豊富なので あまり女性向けではない映画かもしれません。 フィルのイケメン度がアップし、 男も惚れる頼れるリーダーでした。 内容ばれ&アランdis 男の友情が女のそれより上だとか下だとかは思いませんけど、 だめなやつを愛する精神が強いのは時に美しいなと思います。 少なくともアランのレベルになるとわたしにはむりだ。 今作はとくに酷くて、10回くらい殴ってますねたぶんね。 というか開始してすぐに「これはキリンさんのぶんだー!」って殴ってる。 発達障害とうつ病の混合という設定のようですが、 そんなのは関係なく奴の性根がゆるせない。 でも3人はアランに(チャウにも)、 どんなに酷い目に遭わされても、何度死にかけても、 彼等の身を案じて助けてやろうとします。 ダグもフィルもステュも本当にいいやつ。 シリーズ最終作だけあって、これまでの小ネタや登場人物が再登場します。 最後の方で4人が歩くシーンに過去作品がオーバーラップするところ、 ジーンとしました。みんな大人に…なってないけど全然!! 最近の映画にはめずらしく、 キリンの生首がもろに飛んだり犬が死んだりします。 そして映画のラストで「この映画では動物虐待を行っていません」 が出なかった。まあキリンは笑いどころかどうなのか超合成っぽかったので 大丈夫とは思いますが。 アランが「日本のAVで見た」と言ってましたが アランが手本にするくらい(映画でねたにされるくらい) 日本のAVは異常プレイにおいて突出しているのか…。 ああでもわたしも「えっ?それアメリカのAVでは皆無なの?」と思ったので ここはHENTAI大国なのかも……。 2013.07.15 サイトに掲載 2014.07.01 再掲載 戻る |