「コレクター」






米フィラデルフィアで実際に起きた、
複数の女性が誘拐、監禁され暴行殺害された
事件を基にしたサスペンス。

誘拐される女性は売春婦ばかりだったが、
主人公の刑事の、17歳の娘は背伸びしたい年頃で
派手な服装と厚化粧、蓮っ葉な態度が仇となり誘拐監禁されてしまう。
娘を取り戻すために死に物狂いで捜査をする男の話です。
サスペンスを見て久しぶりに最後でびっくりしたので、
これはよいサスペンス映画。
監督と脚本をやっているモーガン・オニールさんは
作品がこれとあと1本しかないので新人さんなのかな。

内容は伏せますが勘のいい人にはネタバレ

なんでびっくりしたか、あとで考えると
ちゃんと感情を誘導されているんですよね。
しかもそこが伏線になっている。うまいなと思いました。

娘さんは、最初「オウフ…反抗期きっつー…」って思ったんですが
監禁されてからの不屈の闘志は輝いてましたね。
お父さんの才能を受け継いでいる。
なんのかんのいって自力で脱出できたんじゃないかという気がします。
あと「苺」って書いたシャツを着ているシーンがあって目が釘付け。
その下にもなにか漢字が書いてあったんだけど、ギリで見えなかった。
(娘さんのなかのひとは17歳では全然ない)

設定が設定なので明るい気分になる映画とかではないですが
サスペンスの好きな人にはおすすめです。
そういえば女性は、集団で閉じ込められると
互いに監視し合って監獄内での秩序を形成する傾向が
男性よりも強いと何かで読んだことがあります。
あと被洗脳適性があるとか。防衛本能の一種でしょうか。
まあな、抵抗するより従った方が楽だし、
常に疑っているより信じる方がストレスは少なそうだもんな。

「コレクター」(原題「The Collector」)という映画は
1965年のものが最初で
そのあと1997年の「コレクター」(原題「kiss the Girls」)
今回の「コレクター」(原題「The Factory」)と
女性監禁ものはとりあえず邦題「コレクター」にされるらしい。
そういえば女性が男性を収集する映画ってないですね。
ミザリー…は違うし…。黒蜥蜴…?








2013.06.14 サイトに掲載

2014.07.01 再掲載





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