「HK 変態仮面」 ジャンプで短い期間連載されていたあの妙に有名な漫画を、 「33分探偵」や「東京DOGS」や「勇者ヨシヒコと魔王の城」の福田さんが映画化。 原作からして顔と股間をパンツで隠した全裸男が悪を成敗するという話なので、 完全なバカ映画なのですが、そのバカを全力でやりきっている所がいい。 とくに主役をやったひとは、長身に加えてビルドアップがすばらしく、 漫画に描かれていた通りの数々のポーズや技を披露してくれました。 あのコスチューム、完璧に美しい肉体でないと正視に堪えないものになってしまうので、 (特に尻)そういう意味で彼は変態仮面としてパーフェクトだった。 「ヌードデッサンモデルビデオとして使えるな…」と思ったくらい。 そして強敵として出てくるニセ変態仮面が これまた底抜けの変態っぷりで楽しませてくれました。 内容ばれ スパイダーマンパロディがあったので、 冒頭のコミックがパラパラ流れていくシーンもマーベルのパロディなのかもしれない。 愛子ちゃんはフォーゼのユウキでした。前髪は作らないほうが美人だよー。 塚本高史さんがものすごいチョイ役で出てらした。 惜しいなと思ったのはラストバトルですね。 巨大ロボットはいらなかったな。たぶん大多数の意見だと思う。 原作からの目立った変更点 ・ゲイの部長さんや中華姉弟は出てこなかった。 ・愛子ちゃんはお嬢様じゃなかった。 ・狂介は普段は弱い設定だった。 ・わりと狂介が恋愛脳だった。 ・当たり前だけどお父さんはダーティー・ハリーじゃなかった。 (でもお父さんとお母さんの出会い、かわいかったです) 2013.04.26 サイトに掲載 2014.07.01 再掲載 戻る |