「キャビン」 他のジャンルではともかく、 ホラー映画では私の知る限りではこれまでなかったパターンです。 おおよそ全ての既存ホラー映画の疑問点が解消されたし、 今後ホラーを見る時はこの映画の事を思い出さずにはいられない感じ。 あ、でもホラー映画ファン以外が見ると 「ふーん…それで?」ってなってしまうので、 ホラー映画の好きな人か、またはアイディアものが好きな人向けです。 ただし、予告・あらすじなどは一切見ないで行く方が良いです。勿論下記の感想も。 上映期間は短いと思いますので、見るかたは急がれますように。 脚本はクローバーフィールドのひととアベンジャーズのひとの共著。 内容ばれ ベースになっているのは「死霊のはらわた」ですね。 (久しぶりに見たくなりました。最近では「オズ」とか監督しているサム・ライミが 二十の頃に撮った長編デビュー作です。 経験や技術はない分、才能勝負で撮られた純度の高い画面にうっとりします) ホラー映画定番の脳筋リア充カップルと、文武両道男子、変人男子、真面目な女子が いかにもいかにもな山荘に遊びに行きます。 リア充カップルの男性はマイティ・ソーを演じたクリス・ヘムズワースですが 脳筋とは言っても友達思いで知的な面もあり、魅力的な人です。 「湖の中にまだ何かいるぞ!」って言って、自分が飛びこんで 「(いたのは)色男でした!」って言うシーンはかわいすぎて そこらにロキさんがいらしたら、鼻血をだして気絶したと思います。 あと彼がモンスターに体当たりしたらモンスターがぼーんと吹っ飛んでいったので笑った。 そりゃな、190越えのタックルとかジェイソンもフレディもブギーマンも吹っ飛ぶわ。 おちばれ あのエレベーターのパーティーシーンが最高でした。 notホラー映画ファンに分かるように例えると 美味しんぼでこれまでに出てきた料理が全て並べられ、 山岡さんと海原雄山が踊りながら出てくるような…。 (分からぬ) モンスターエレベーター断面図とか、 ホワイトボードに書かれた名前とかキャプリたかった…。 シャイニングだー(もちろん衣装は違いますが)!とか ITだー!とか、色々探しました。 すごく日本を意識してくれて…うん。 でもいつもアメリカと日本だけって、 それは他があまりにも怠慢過ぎると思うのですよ。 kyotoのkikoちゃんすごく気になる…その著作権的にギリギリの姿も含め(笑)…。 でもなんて言うか貞…じゃないやkikoちゃんみたいな非パワータイプは 犠牲者に個別行動させて各個撃破がセオリーじゃないですか。 それを真っ昼間の教室に出現させるとか、あれはもう作戦ミスとしか思えない。 例のあのお方は最近出オチ役が多い…いや盛り上がりますけど…。 あのお方なら生き残って、最終的に勝てるような気がします。 タイトルが出るタイミングに一番驚いた。 2013.03.11 サイトに掲載 2014.07.01 再掲載 戻る |