「マネー・ボウル」






財力のある球団とそうでない球団の格差が激しく、
貧乏球団は良い選手をことごとく引き抜かれ、
金持ちチーム無双状態だったメジャーリーグにおいて、
革新的な手法でチームを編成し、全球団で1番の勝率を叩きだした
伝説のGMビリー・ビーン氏が主人公の映画です。

彼の採用した手法は、
ネットで調べてみるとなかなか面白いです。
その影響は球界全体を変えてしまうほどだったそうで、
旧来の野球ファンからは猛烈な反発を受けたとか。

映画としては意外や堅実で上品な作りです。
ビリーは学生時代、期待の大型新人、天才児として
スカウトから熱心に球界入りをすすめられ、
大学進学をやめて選手になったものの
どうしてか実力を発揮できないまま転職に至った過去を持つのですが、
その過去シーンの挿入と、あと現在別居中の娘とのやりとりがとても効果的だった。

統計で野球を変えられるというのもびっくりしましたが
メジャーリーグがあんな風に数試合ごとに選手をトレードするのにも驚いた。
野球というともっとチームの結束や仲間意識が必要なものだと思っていましたが、
あれだとなんか傭兵集団みたい。








2012.12.13 サイトに掲載

2014.07.01 再掲載





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