「シャーロック・ホームズとワトソン博士」 第1話「交流」 1979年、ロシアでテレビ放映用に撮影された映画です。 BBCホームズよりも先に作られ、 その完成度の高さから大人気となりました。 第1話はホームズとワトソンの出会いの話ですが、 ワトソン君はホームズの生活態度や周辺環境から 彼に疑いを抱き、高価なものを彼の前に放置しないようになり、 しっかりと個室に鍵を掛けます(笑)。 史上かつてないリアリストのワトソン! ホームズは彼の疑いを解くために室内でのボクシング勝負を挑み、 スパーリングでいい汗かいた2人は親友になります。(なぜ!?) そしてそのまま何故かまだらの紐の事件捜査をするのですが、 口笛のフォローはあったのにミルクの件はそのままなのが興味深かった。 (数あるツッコミのうちの1つ、蛇はほとんど音が聞こえないという点は ノックのような音がしたということで、 おそらく振動で指示したのだという逃げ道が用意してあったが 蛇はミルク飲まねえよという点は放置されていた) 関係ないですが私はこの話の、おっちゃんが火掻き棒を曲げて ホームズが戻すシーンが大好きで、見るたび笑います。 ところで本編でワトソン君の朝食シーンがあるのですが じっと見ていると微妙に英国風ではなくて面白かったです。 なかでも中央に置かれた銀の皿から各自取り分ける 真っ白で不定形のヨーグルトのような物質…… あれはポリッジなのかしら。 でもポリッジってパンと一緒に食べるのかしら。 炭水化物と炭水化物じゃないかしら。 などと、一時停止までして色々考えました。 検索したらサワークリームはロシアのメジャーな副菜って出てきましたがそれかな。 ホームズの人はチェブラーシカでゲーナの声を演じた人で、 なかなか似合ってました。 2012.12.05 サイトに掲載 2014.07.01 再掲載 戻る |