「世界侵略:ロサンゼルス決戦」 宇宙人が攻めてきたので軍は集中爆撃を計画するが、 爆撃予定地に民間人が取り残されており、 彼等を救出すべく海兵隊員が派遣される。 救出作戦と宇宙人との戦いが描かれます。 「スカイライン」と比べると、この映画はよく出来ている。 一応軍人であるからして行動も行き当たりばったりではないし、 主人公の倫理観は水準以上で一定している。 ラストも暗くない。 ちょっと感心したのが、身体の構造も分からない宇宙人とは戦えん! と戦場で宇宙人の解剖を始めた事です。ああ、まあそりゃあそうだ。 (ていうかそれ凄い重要な情報だから全世界に通信しなよ…と思った) ところで下記はこの映画にはあまり関係ないのですが、 身体の構造も分からない事に関しては相手も同条件で、 というか相手のアウェーっぷりときたら どれがこの星で主導権を持っている生物なのか、 すぐには分からないレベルなんじゃないの?と思いました。 戦場にサイとかキリンとかゾウとかオラウータンとか(かわいそうだけど) 放ったら、あまりにサイズがバラバラすぎてすごい混乱するよね。 あと大気の成分も重力も気温も違う星で よく武器や通信機器や飛空装置が通常通り機能するなあって感心する。 むこうに昼と夜があるかどうかも定かではないし、 霧や雷、干潮満潮など自然現象すら化学兵器だと誤認する可能性もある。 それこそ未知の病原菌、環境汚染なんかを合わせて考えると 惑星侵略って労力に見合わないんじゃないかなあ…とか私は思うのですが。 それと宇宙生物のデザインって進化せんの? DNAにもRNAにも依らない第3の増殖をする斬新な形態の生物はおらんの? 2012.11.29 サイトに掲載 2014.07.01 再掲載 戻る |