「特命戦隊ゴーバスターズ
   THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!」
   「仮面ライダーフォーゼ
   THE MOVIEみんなで宇宙キターッ」







脚本は靖子さんと中島さんです。

戦隊
バディロイドを錆びさせる敵怪人の能力で、巨大ロボが発進できないピンチ!

ライダー
宇宙の平和を守る組織「OSTO Legacy」の依頼で
衛星兵器を破壊することになったライダー部の面々。

内容ばれ
戦隊は短い尺の中でキャラクタの特徴とニューマシン紹介、
バトルにコメディに頑張っていたと思う。しかしやはり少し物足りない印象。

ライダーは宇宙鉄人キョーダインを出さなければならなかったのが枷になったのか
やや話が力押し気味だった。(キョーダインは知らないが、片方女体化というのは往年のファン的にはどうなのか)
突然舞い込んできた話はまず疑ってかかれ。ぐぐれ。そして片側からの話だけを鵜呑みにするな、
というのは現代の鉄則だな…と思いました。
流星さんが相変わらず飛ばしてました。「宇宙の誰にも、もう二度と君を殺させはしない」(でしたっけ?)
すごいセリフだ……Drマンハッタン級のが来たらどうすんのよ。
弦太郎を想う40人がスイッチを押してパワーアップする展開ですが、
その40人の中に理事長が入っているので、「誰が押してもよかったんじゃ?疑惑」がぬぐえません(笑)。
それとも理事長はああ見えて弦太郎のことを(殺せんせーのように)想っているのか。

厳しいめの意見
私はたぶん特撮を愛していると思うのですが、
その愛情をもってしても「アベンジャーズ」の次に見ると苦しかった。
うん…予算の違いや役者の豪華さ、スタッフが世界の精鋭であることを割引いても…。
特撮はおもちゃの販促である点と、子供向けであるという点、全部割引くと
今度は料金が同じだという事が引っ掛かる。

というか夏休み合わせで仕方ないとはいえ公開時期がずれたほうがよかったですね、興行的にも。
でも東映は今回のマーベルみたいな、壮大なプロジェクトを仕掛けられる条件はそなえているのだから、
決して規模が違うとか土俵が違うとか言わずに、今は無理でも将来に向けて頑張ってほしいです。

恒例の新ライダーチラ見せで、仮面ライダー ウィザードが出てきたよ!
指輪のチェンジが妙に優雅な戦闘でした。
(しかしメイン脚本が、きだつよしさんなのがやや気がかり…「響鬼」前半の…)








2012.08.021 サイトに掲載

2014.07.01 再掲載





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