「アベンジャーズ」






先行上映鑑賞。
「日本よ、これが映画だ」などという
大上段に振りかぶったキャッチコピーが付くだけはあって
(これにもマジギレしているひとがいらっしゃるの!?みんなどんだけ癇癪持ちなの!?)
(日本よ、もしよろしかったらご覧ください!とかそういうコピーならいいの!?)

面白かったです!!わー!夏だー!ワッショーイ!という感じ。

あらすじとか、伏線とかそんなものはない!
攻めてくるのをひたすらやっつける!
決めゼリフと決めポーズと格好いいアクションだけで構成されています。
それでいてちゃんと面白いというね。
崖っぷちでアクセルを踏み込めるタイプのクリエイターでないと不可能な構成でした。
ちょっと真似できない。

単体でも見られなくはないけれど、
やっぱりソーとアイアンマンは見ておいた方がいいです。

行った事はないですが、SMAPや嵐のコンサートってこんな感じかな…?と思います。
存在感ありありのスターがいっぱい出てきて、みんな格好よくて、絡むと3倍おいしい。
またそれぞれがうまく噛み合うように性格設計されています。

同じ技術屋の、そして共に科学に生命を脅かされる社長とハルク。
生命維持のために自分で開発したパワードスーツで力を得た社長と愛国心から薬物で肉体改造したキャップ。
同じパワータイプのソーとハルク。
刹那主義ですべてにおいてゆるい社長と厳格で古風なキャップ。
会話すればするほど引き立つ引き立つ!
そして彼等はうまくボケと突っ込みも合うように出来ているのですが、
全員から見事にツッコミを受ける、総ボケの悪役ロキ。新しいおいしい!

内容ばれ

・キャップは、最初の招集シーンのお尻が美しすぎて
 女子の矯正下着的ななにかかと疑いました。双丘と言うにふさわしいライン。
 そして中の人は、見事に60年くらい前の正統派ハンサムの顔ですね。不思議です。
 ソーが神だと人に教えられ、「神は一人だ。あんな格好はしていない」っていうセリフが良かったな。
 途中から突然仕切り始めますが、何か会得したのか。アベメンバーが従うのが妙におかしかったです。
・そして社長。ホーモズと同じ人ですが、社長はやや軽薄にやんちゃに見えます。
 ジャービス(美声)と社長がチラっと魚とヨナの話をして、
 社長が聖書を読んでるなんて、そして内容を覚えているなんて意外でした。
 最近のアメコミ系映画はとりあえずラストであれがあれになるお約束。
・ハルクは、なんというか映画2作が地味だったのでちょっと心配していたのですが、
 自分の力に苦悩し、死を望むヒーローという立ち位置で光ってました。
 社長と友情が芽生えた感じ。ほほえましい。
 アメコミの設定でハルクだけはムニョムニョを力任せに振り回せるってどこかで読んだのですが
 今回は普通に動かせませんでしたね。
 彼も途中から突然何かを会得して、変身中やや話が通じる感じに。
・登場シーンから笑いをこらえるのに苦労した。
 自分はガンガン殴っても、人に弟を罵られると怒るソー。でも弟が人間を殺したって指摘されると
 「義理の弟」って言ったりもする。今回はやや兄の落ち着きが出てきて、
 弟の目を見て我慢強く、3回くらい、刺されても、説教していたなあ…。かわいい。
 (パンフに書いてましたが、弟を拉致して着地する所で顔からドシャっといっちゃったNGシーン
 ぜひとも本人のお言葉通り特典に付けていただきたい!)
・ブラックウィドウさんはアクションスタイルを変えることなく、どんどんすごい敵を倒していくので
 見応えありました!敵を機械的に撃っているときキャップに銃口を向けた獣のような眼!素敵!
・俊敏マジ俊敏。

・そしてロキさん……あにうえにビッタンされて、ハルクにビッタンビッタンされて、
 ブラックウィドウさんに騙されて、ホークアイさんに射られて、社長には不能扱いされ…。
 おいしい……末っ子っぽい愛され悪役。
 前回も今回もマフラーをしていたので、すぐにDVDで確認しましたが
 違う模様のマフラーでした!マフラー何本か持ってるんだなあ!おしゃれ!
 あの山羊座の黄金聖衣みたいな衣装18キロもあるんだ…。中の人お疲れさまでした。
 序盤に洗脳された人、移動の際になんでロキの腰に手を当ててエスコートするんじゃろか…。それ反抗期と中二こじらせたいい歳の男ですよ。

この映画の欠点と言えば、アベンジャーズメンバーが凄すぎて、敵がショボく見えるというのと
同じく長官が物足りなく見えるという、それくらいかな。

最後のおまけシーンなのですが、あの人たちはなぜあんなに気だるげなのか、
(期待のシャワルマがそれほどでもなかったのか、疲れてるのか、話題が見つからないのか)
それとソーはあの恰好で店に入ったのか、色々気になります。
(あのシーンはアメリカと日本だけしか見られないそうです)
(チラっと出た悪そうな人はサノスというそうです。レッドスカルかと思た…)

上映中に腹を壊そうが約束の時間に遅刻しようが、
エンドクレジットが終わるまでは絶対席を立ってはいかん。絶対にだ。








2012.08.014 サイトに掲載

2014.07.01 再掲載





戻る