「アメイジング スパイダーマン」







ライミ版が好きな方も、前3作見てない方も、
今回のリブートは劇場で見て損はないよー楽しめるよー!
(高所恐怖症の人除く)
ライミ版と比べてどっちがどうって聞かれると難しいですが、
私は主役は前シリーズの真面目で気弱なピーターが好き。
でも脚本は今回の方が剛腕。すごい。ぐいぐい来るわよ。

シャレオツ失恋映画で有名になった監督なので、
どうせガールフレンドとくっつきそうでくっつかない、けどやっぱりくっつく、
甘酸っぱいウフフアハハなスパイダーマンになるんでしょ!
と思っていたら、恋愛パートはそこそこで、
ベンおじさんとメイおばさんとピーターの絆の描写が一番繊細でした。

内容ばれ

・この作品のピーターは、いじめられっこなのは最初の10分ほどで、
 あとは割と強気でした。
 エピソードが多すぎて、いちいち気弱設定を出している暇がない感じ。
・この作品のスパイディーは首から肩、背中にかけてのラインがとても美しかった。
 中の人は主に俳優さんなのかな?所謂、細マッチョなのだと思う。
・スパイダーマンでなければ見られないアクションシーン満載でした。
 立ち姿は重心が微妙に前にあり、戦闘シーンになると極端な前傾姿勢。
 CGもあると思うが中の人お疲れ様!
・ベンおじさんとメイおばさんの話はどれも素晴らしい!
 ミートローフのエピソードとか!
 温厚なおじさんが、おばさんが夜に12ブロック歩かされた時は
 大激怒したりして男らしい惚れる……。
 あ、このシリーズではもしかしてベンおじさんは死なないのかな? 
 だってこんなに丁寧に描いているんだもの!…って思ったりしました。 
 ……そんなわけなかったぜ……orz……。
・ベンおじさんの留守録メッセージ、使い方がうまかった。
 続編でもまたピーターが聞いているといいな。
・いじめっこのエピソード、死ぬほどうまかった。
 お前の名前は剛田だな!?しかも映画版だな!?
・高所作業車のエピソード、死ぬほど(略)
・卵(略)
・救出した子供が父親と抱き合うのを、後ろで首をかしげて見ているシーン、
 強いヒーローなのに守ってあげないといけないような幼さがあり、ガワ萌えした。
 中でピーターがどんな顔をして何を考えているのか分かった。

蛇足

・高校生がナイフとフォークでの魚の食べ方が分からないというのは、
 「……?」だった。格差社会…?日本だと学校でテーブルマナー教室があったりするけど…。
 アメリカの普通の家庭ではあまりナイフとフォークを使わなくて、レストランにも行かないの…?
・しかしおじさんを亡くしたピーターを慰めるために食事に呼んだんだろうに、
 「ディナーなのにその格好なの?」とか
 パパがまったく気を使ってなかったりするのは解せぬ!
・漫画家のヒラコー先生は前シリーズのヒロインMJが死ぬほどお嫌いで
 私の中でMJといえば=ヒラコー先生なのですが、
 今シリーズのヒロイン、グウェンをお気に召すか今から心配です。
 (とりあえず二股はかけてない)
 (原作は長いので、ガールフレンドが通算3人いるとかだったかな)
・エンドロールにソニーのレコード会社所属の日本のバンドの曲が日本版主題歌として流れます。
 どうか監督が意図した通りの映像と音楽を最後まで見せて下さい。
 あたちたちがお金を払って見ている映像に自社製品のCMを流すのはヤメテー。








2012.07.02 サイトに掲載

2014.07.01 再掲載





戻る