「アジャストメント」







PKディック原作。
なんていうか電波系恋愛映画。
20分くらいのオムニバスドラマで
夜中に放映していたらよかったかなと思う。

少し立ち話した女性に一目ぼれした政治家の主人公は、
彼女にアタックを掛けようとするが、
人間を太古から管理してきた「運命調整局」に拉致されてしまう。
本来彼女と主人公は出会う運命ではなかったので
彼女に近づくなと警告された主人公は……というお話。

内容ばれ

彼氏と婚約する→女、マット・ディモンと出会って一目ぼれ→
マット・ディモンが気になるので彼氏と別れる→マット・ディモンと再会→
一夜を共にするがマット・ディモンと連絡が取れなくなる→
元カレとよりを戻して結婚する事にする→
略式結婚式直前にマット・ディモンが現れる→
やっぱりマット・ディモンが好き!

私は男性が女性に暴力をふるうのはいけないと思いますが
この映画の元カレ(何の落ち度もない普通のいい人)は
ヒロインをグーで殴っていいと思う。

あと、心の弱った人間の妄想と親和性が高そうな話で、
ちょっと心配になりました。
「俺の(私の)恋愛がうまくいかないのは、調整局が妨害しているせいだ」
「帽子の男達が俺を(私を)尾行して運命を操作している」
とか。

ドアを使って空間をつなげていくシーンは面白かった。
別の空間につながるって、引戸では出てこないイメージですよね。









2012.06.17 サイトに掲載

2014.07.01 再掲載





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