「テルマエ・ロマエ」







面白かったです。
原作がそもそも間違いなく面白いうえに、
阿部さんのキャスティングが100%正解なので、
よほどのヘタを打たない限りは失敗しようがない。

初期の各エピソードを、
オリジナルキャラクターの山越真実(=ヤマザキマリ先生?)で
つないであります。ラストは3つ分くらいのエピソードを強引にまとめて
映画っぽく終わった。
阿部さんは顔が劇画調なので、ああいう風な
古代ローマ人が現代に来て、最新テクノロジーに驚愕したり、
食べ物や飲み物に感激したりといったシリアスギャグが本当によくお似合いになる。
ローマパートも、米英製作ローマものドラマのセットを運よく使わせてもらえたとかで、
邦画では近来まれに見るゴージャスな美術でした。

ドラマ派生でもない邦画としては異例の興行成績だそうですね。

内容ばれ

・ローマの群衆の中に立つ阿部さんを見ていると、
 本当にこの人は日本人じゃないなあと思います。
 (北村さんを始めとする他のキャストさんも濃いには濃いけど、
 イタリア人の中にいると、やっぱり日本人)
 かといって欧米人っぽいというのでもない。オンリーワンの顔。
・イタリアエキストラの人、すごくたくさん参加して下さって、
 そして楽しそうだった。
 皇帝が宣言してから群衆が「Yeah−!!」ってなるシーンなのに
 静聴しているときに左奥でフライングイエーしている人がおった。
・ルシウスの親友は、ルシウスのために色々骨を折ってくれるいい奴なのに
 映画ではなぜか奥さん寝盗る役になっておってかわいそうだった。
・キャストの中に内田春菊さんの名前があった!
 ということは先輩漫画家さん!?
 なんだか大昔に拝見したときから姿が変わっておられないような…。
・アナログ原稿はあんな風に手で破れません(背景ベタ貼りしたトーンが破れない)
 と思ったけど、どうもああ見えてデジタル原稿をプリントアウトしたもののようです。
・ヒロインの実家の撮影に使われたのは栃木の北温泉。
 原作で登場しているヒロインのエピソードも使えるし、
 続編いけますねこれ…。
・ルシウスが皇帝の囲われものではないかというネタは
 総カットでした…ちょっと残念…。










2012.05.16 サイトに掲載

2014.07.01 再掲載





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