「第九軍団のワシ」 この映画もかなりなブロマンスであると 試写で見た方がおっしゃっていて、 さっそく見に行きました。上映館が少ないです。 ローマ帝国に支配されていた頃のイギリスのお話です。 第九軍団を指揮する父親が軍団と共に ブリテン島で消息を絶ったという過去を持つマーカスは その地に軍団長として赴任する。 戦いで目覚ましい功績をあげるも足に怪我を負い、 失意の退役生活を送る彼はある日、 エスカというブリトン人の奴隷の命を救う。 というあらすじ。ローズマリー・サトクリフ原作。 ブリトンの大自然の中を2人っきりで進むシーンが多いので 途中で客席から大いびきが聞こえましたが、 2人の一挙一動を観察しなければならない我々のような人種は それどころではない(笑)。 下記内容ばれー ひきこもるマーカスの気晴らしに、居候先の叔父は 奴隷を戦わせてそれを鑑賞する闘技場に彼を連れてゆきますが マーカスはそこでエスカの命を救います。 そしてなぜか叔父はエスカを買って、マーカスの世話係にします。 それから急にマーカスの足は手術すれば治るという話になり、 緊急手術になるのですが、当時の事ですから当然麻酔とかありません。 誰かがマーカスを押さえていなければならないので マーカスは叔父に頼むのですが、 叔父は「え?わし?無理無理。エスカがやりなさい」と指名して去ります。 マーカスもエスカも「え…なんかおかしなことになったな…」って顔をして、 とりあえずエスカはマーカスの両肩を押さえますが 医者が「もっと体重を乗せろ!」っていうのでマーカスの真上に来ます。 でも医者は「もっとだ!」と駄目だし。 仕方なく覆い被さらんばかりになります。 な ぜ そ ん な に 皆 し て 2 人 を 急 接 近 さ せ よ う と す る。 あと清々しいほどに女が出てきません。 遠景のモブにいたりとか、暗闇にチラッと映ったりとかその程度。 原作ではちゃんとヒロインもいるようですが、 存在自体ばっさりとカットされている。監督…。 エスカは「リトル・ダンサー」の子役だった!! 2000年の映画の子役がもうすっかり青年とか、時間の流れが速すぎて怖い。 あと、私はマーク・ストロングさんがどの人か最後まで分かりませんでした。 私は俳優さんを頭髪のみで認識しすぎだと思う。 2012.04.09 サイトに掲載 2014.07.01 再掲載 戻る |