「僕達急行 A列車で行こう」 メッセージでおすすめいただいたので見てみましたー。 鉄道オタクの男性2人の友情を描いた和製ブロマンス映画でした。 なごやかなオタクの生活+BL釣りバカ日誌…みたいな感じ。 森田監督のオリジナル脚本で、遺作です。 不動産会社に勤める松山ケンイチと、 小さな鉄工所の一人息子の瑛太は鉄道オタク。 ちょっとしたきっかけで知り合った2人は急速に仲良くなり、 仕事の問題や恋の悩みなどに振り回されつつも趣味を貫き通すという内容。 内容ちょっとだけばれ 2人と付き合う女性が3、4人ばかり出てくるがそれがもう皆ひどい。 上っ面しか見てないか、相手の趣味を理解する気ゼロ、自分勝手。 おしゃれなレストランで食事していてもいまひとつ盛り上がらないし、 怒って帰ったりしちゃうし。 あまり綺麗にも撮ってもらえてない。気の毒。 まだホーモズのようにチラっとでて退場させられた方がましだー。 それに比べて男2人でいる時は狭い和室で ゆでたまごと焼き鳥とビールだけの夕食でもすごい楽しそう。 会話も盛り上がり無限大。 自分の趣味のルーツを語る時も感想を言い合う時も真剣。 2人の鉄道趣味は微妙に中身が違うけど、 車両に乗っている時に没頭するお互いをにこにこと優しい目で見ている。 齟齬があったら頑張って解消しようとする。 女よりも親友のほうが大事だぜ!というメッセージをキャッチしました。 人生の諸問題がすべて鉄道趣味で解決する所はちょっとあらあらウフフでしたが、 好きなものに打ちこむオタクの姿を見るのはジャンルが何であってもいいものです。 微妙に文語調のセリフも、時々あるシュールな演出も私は気になりませんでした。 瑛太さんの名前がエンドクレジットで出たとき目を疑ったのですが 「ラッキーセブン」の新田とは、 顔も違うし身長は10センチ体重も20キロくらい違う人間に見えました。 この映画では痩せたオタクくんだったのに、 ドラマは筋肉質の格闘マニアに見えた。 カメレオン俳優というやつでしょうか。 写真で並べたら同じ人って理解できるかな…。 2012.04.06 サイトに掲載 2014.07.01 再掲載 戻る |