「ザ・ライト エクソシストの真実」







主人公は信仰に懐疑的な神学生。
奨学金のために神学校に通っているが、
神父にはならないつもりだった。
しかし突然恩師から悪魔祓いの講義を受けるよう推薦され、
大ベテランの神父のもとで儀式を体験することになる。

劇場に見に行くつもりだったのですが
見に行った人から「あまりおもちろくない…」と聞いて
やめたのでした。

監督か脚本の人がオリジナルの「エクソシスト」を好きなんだと思う。
映像も綺麗だし、ホプキンスもハウアーも名演だけど、
インパクトというか気合というか、何かが足りない。
後発がオリジナルに並ぶためには新しいアイディアが大量に必要なのだと思う。

ねたばれ

全シーン「綺麗なんだけどどこかで見た感」があるのです。
いっそ全部が無神論者を敬虔な信徒に変えるプログラムだったら面白かったかも…。

映画の内容とは全然関係ないけど、
「神父にならないなら奨学金10万ドルを返済してもらおう」
という会話が出たのですが、
え、じゃあ神父になったら返済しなくていいの?
え、10万ドルって学費だけではなく生活費も入ってるよね?
え、奨学金は何人に支払われていて財源は一体…とか色々考えました。

すげえこわいアンソニー・ホプキンスの顔のポスターは、
内容とは全然合ってないけど、あれ一体なんだったのだろう。
私は最初見たときレクター博士の新作かと思った。








2012.04.05 サイトに掲載

2014.07.01 再掲載





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