「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」






スピルバーグおじいちゃんによる
タンタンのCGアニメ化、インディ風味ですよ。

スノーウィさんの勇気と知恵とリーダーシップが冴えわたる映画でした。
タンタンはスノーウィさんがいなかったら10回くらい死んでると思います。
あとスノーウィさんの「ワンワン」を訳すると、
「あぶないタンタン!」「何をやってるんだ違うぞタンタン!」
「よくやった、えらいぞタンタン!」という言葉になると思います。

むかしスピルバーグおじいちゃんがインディを撮ったとき、
「タンタンに似てる」「タンタンのぱくり」と言われたおじいちゃんは
それをきっかけにタンタンシリーズを読んで大ファンになり、
その時から映画化を考えていたとか、なんかそんな流れだそうです。

ピーター・ジャクソンも製作で参加してますが
ちょっとおじいちゃんに押された形になるのかな?
あと脚本エドガー・ライトの持ち味は今回一切出てません。
黒い部分も含めて大味。
あと船長のアル中描写を割とがっつりやってるのと、
殴り合いが多く、撃たれて血が流れたりするので、
100%子供向けアニメではないと思います。

スノーウィの名前は原作ではミルゥだったのですね。
知らなかった。
あと音楽がジョン・ウィリアムス御大でした。







2011.12.14 サイトに掲載

2014.07.01 再掲載





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