「ぼくのエリ 200歳の少女」






2008年のスウェーデン映画です。
真っ白い雪と、真っ白い肌の子供、沈黙、血。
ものすごい独特の空気を持っていて、
好きな人に熱狂的に愛されるタイプの映画です。
私はホラーではないと思いますが、
怖いのがだめな人は無理かな…?

母親と歯の磨きあいっこをしたり、
ちょっと考え込みながら雪の中をポソポソ歩いたり、
2人でうつむいて黙っていたり、
そういう沢山のシーンが積み重なって話が進行します。
説明的な台詞やシーンがあまりない。

内容ばれラストばれ

エリと一緒にいたおじさんがあまりにも要領が悪くて
ハラハラしました。そりゃ捕まるよ!
あのひとは、ずっとエリを守ってきた人なのですよね?
元カレというか。
主人公もやがては不要になってエリに捨てられるのではないの?
それとも主人公は特別なのどうなの?という箇所がちょっと気になりました。

招かれないと部屋に入れないというのは吸血鬼のお約束ですが、
無理に入るとああなるというのは、なかなかショッキングでした。
そして綺麗だった。

エリが少年であるというのは割と重要だと思うのですが
画面が暗いのと、あと画像処理?のせいでよく分かりませんでした。
ネットで見て知った。
あそこだけは、他国で修正される事情を考慮して
ちょっとだけ説明的なシーンがほしかったです。

スウェーデンの人達はなにかっちゃ皆でお酒を飲んでいるので
寒いんだろうなと思った。
あと、窓ガラスに映る主人公の姿がぶれているのは、
2重(3重?)ガラスなのかな?でもなんでマッパになるんだろう。
本当に寒い国のひとはああいう感じ?家がホカホカで在宅中はマッパ?

主人公の男の子もエリ役の子も、
なんとなく人形っぽい風貌の持ち主です。沈黙している虚ろな顔が画面に映える。
よくまああんな顔の子役が見つかったことだよ。




2011.11.11 サイトに掲載

2014.07.01 再掲載





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