「ステキな金縛り」 劇場で最後までずっと笑い声が続いて、 なんだか幸せな感じがしました。 大勢の人の笑い声っていいですね。 宝生エミは失敗続きのダメダメ弁護士。 これが最後のチャンスと与えられた仕事は、 妻を殺した男の弁護だった。 男は殺害時刻、落ち武者の幽霊に 金縛りにされていたというアリバイを主張しており、 エミはその落ち武者、更科六兵衛に 法廷で証言させる事を思いつく、というお話。 三谷さんのギャグが合わない人以外にはおすすめです。 映画館に行って、アハハハーって笑って、 すっきりして家に帰れます。 (三谷さんの映画が上映されるたびに同じ事を言っている気がする) 内容ばれ 役者さんもこれ演じていて気持ちいいだろうなあ、 というおいしいシーンがいっぱいあった。 とくに阿部さんと中井貴一さんの役。 あと生瀬さんも、短いながらおいしい役どころ。 ラブちゃんのシーンとか、 「ヤンキードゥードゥルなんだけど……」のところとか じわーっと泣けるんだけど、 でもおかしさの方が大きいから笑っちゃうアハハハって 珍しい感じになりました。こんな映画、他にはない。 佐藤浩市さんと篠原涼子さんは過去作品とリンクしている。 唐沢さんは一瞬だけの出演。 大泉さんはEDロールに名前はありますが、 EDロールの写真の中だけで本編には出てません。 山寺さんの役には噴いた。 2011.11.06 サイトに掲載 2014.07.01 再掲載 戻る |