「猿の惑星:創世記」 大胆かつ繊細で見応えがあります。 家族もの・友情もの・種の興亡もの 抑圧反抗もの・仲間との絆・アクション、と内容も盛り沢山。 性別年齢関係なく楽しめる大作映画です。 認知症の薬を開発している主人公は、 猿への投薬で著しい効果を得たその薬を父親に投与する。 父親の症状は改善され、 主人公は投薬により天才となった猿の産んだ子を飼い始める…という話。 内容ばれ 前半シーザーの生い立ちを丁寧に描いたのが大英断だったと思う。 アクションシーンの時間は減ったけど、戦う意味とつらさが強調された。 ■隣の家の人がものすごくかわいそうでした。 嫌なやつ描写をたくさん入れてたけど無理がある。 家を猿に襲撃され、車を壊され、挙句の果てにあれ。ひどい。 ■職業倫理はともかくとして、認知症の再進行に気付いたのなら、 外へ出られないようにする工夫は必要だったと思います。 この映画、基本的に誰も悪くないと私は思うけど、 でもあれだけは別。主人公が悪い。 ■あれ?ドラコ?って思ったのは最後の放水のところでした。 ごめんドラコ。ハリポタでは頑張って学生メイクしてたのですね。 ■シーザーの中の人はゴラムの中の人だった。 というか猿全員、中身はおっさんだった! 主人公のフランコとシーザーの中身のおじさんが抱き合っている撮影風景を見ました。 フランコすごい。全身スーツを着たおじさんをあんなに愛おしそうに見つめて…。 ■この映画1番の名シーンは、劇場内の空気が変わったのが分かった。 割と映画史上に残るかもしれないクラスの名シーンだと思う。 ■エンドロール、東京がやられてすぐに空港を閉鎖したら、 四国は助かりそうだけどと思った。四国disじゃないです。 2011.10.27 サイトに掲載 2014.07.01 再掲載 戻る |