「ハンナ」 フィンランドの森の中で暮らすハンナは 幼いころから父親に格闘とサバイバル技術を仕込まれていた。 父親と互角に戦えるようになった彼女に、 父親はある使命を与え、彼女を外の世界に送り出す。 ジョー・ライト監督が 芸風をあまり変えずに作風を180度反転させたアクション映画です。 ガーリーな「ランボー」というか… 面白い化学反応なので、好きな人はすごく好きかも。 意外に繊細な表現で撮られているのに、ものすごく漫画チックです。 浦沢先生が描かれそう。というか絵コンテが見えた。 終盤で撮影に使われていた廃遊園地が素敵でした。 セットかと思ったら。実在する! ベルリンにある「Spreepark」だそうです。2002年に閉園。 皆さま「Spreepark」で画像検索してみてください。 写真が出てくる今のうちに。 緑に呑みこまれかけている遊園地、澱んだ池、 錆びた白馬、コースターレール、横倒しになった恐竜たち、 これは廃園でも入場料金が取れるレベル!いいなあ! ここだけでディストピア映画が1本撮れそう。 ドイツの学生さんが自主製作映画を撮ったりとかしてそうだな。 (関係ないけど監督は「どろぼうの神さま」を映画化するといいと思う) (なんか色彩が似合いそう) (追記:コメントをいただきましたが「どろぼうの神さま」はもう映画化されているそうです) (海を越えて日本に来る途中で力尽きて没した的な……) 内容ばれ反転 ・ドイツでエリック父さんを尾行していた諜報員、 1回目振り返られた時は時計を見るふりして、 2回目に振り替えられた時は後ろを向いてごまかした! コントか! ・なぜみんな素手で戦おうとするのだろう。少年漫画か? と思ったのですが一応ドイツの銃所持は許可制だから…? でもマリッサはめっちゃ撃ってたけど。 ・主演のシアーシャ・ローナンはなんだか大人みたいな顔立ちでした。 眉のある写真ではまた印象が違うので、眉が重要なのでしょう。 ・ケイト・ブランシェットは、「ベンジャミン・バトン〜」の頃より 一気に20歳ほど老けたように見えた!…けどこれもメイクのせいかな? 映画とは関係ないですが http://aiepro.com/profiles/blogs/some-says-theme-parks-are-the?xg_source=activity 世界の廃遊園地ばかりを集めたページ。すてき!……というか日本の物件ばっかり!? 奈良ドリームランドが選ばれてる…廃墟化してたのか… 木製コースター「飛鳥」がすごくよかった遊園地です。 そして「Koka Family Land」 Shiga?Japan?え?って思ったのですが たぶん甲賀ファミリーランドだ!!行ったことある!! 行った当時から廃墟っぽくて、お化け屋敷とかすごくこわかったです。 照明が所々点いてなくて、何か動いているのが奥で見えるけど何だろう…という恐さ。 2011.09.04 サイトに掲載 2014.07.01 再掲載 戻る |