「127時間」




実話を元にした映画です。
さすがダニー・ボイル監督、巧いなー!とは思うのですが
人にはすすめません。グロ耐性がないと無理!
わたしがくじけかけたのだからそうとうだぞ。

あと、アメリカ人と私達は、たまたま似ているだけで
同じ生物じゃないのでは……?と思いました。
アメリカとせんそうしてはいけない。ぜったいまける。

あらすじ
27歳の主人公は週末にユタ州ブルージョン・キャニオンへ行き
趣味のロッククライミングを楽しんでいた。
しかし渓谷の裂け目で落石の事故に遭い、右腕を挟まれ動けなくなってしまう。
携帯も通じない無人の渓谷で、誰にも行き先を告げていなかった主人公は……
というお話。

グロと汚物の話注意&ラストまでねたばれ
いや、切断シーンはまだいいんですが、
私は飲尿シーンがだめでした。自分の弱点を新発見です。
水を飲むときに水筒の中から主人公の口を映したショットが
最初に何回かあるのですけど、もうね、もう、
当たり前ですがその時は液体が黄色いの。
「あっ!とうとう!」という衝撃……
ジェームズ・エドワード・フランコくん
(スパイダーマンの愛憎半ばする親友を演じた)が
これまた苦しそうに飲んでくれるので…ちょいと吐き気がしました。

始まって30分で岩が落ちてきて、その後1時間はずっと岩と主人公。
最初はナイフで岩を削ったり
岩をロープで縛って引っ張り上げようとしたりしますが
そのうちに自分の腕を斬る方向にシフトします。
でもナイフが小さくて骨の切断が無理っぽい。
いよいよ追い詰められてどうしたかというと
骨を腕力でへし折って、
ナイフでメリメリメリ……って肉を切って脱出。
反動なしで自分の腕って折れるか…?という点からして不思議なのですが
切断した後、自分の腕と岩をカメラで激写してるのが衝撃です。
なんという余裕……!
そして片腕でロープを使って崖を下りて自力で渓谷から脱出している。
(そのあと会った家族連れに救助を求めてます)
この人が特別超人なのかもしれないけど、でもあり得ない。
私には尿を飲んで腕を切って生き延びるという選択はできないし、
元よりそんな能力も精神力もないわー。

疲労と渇きと空腹で、幻覚がバンバン見え始めるのですが
すべてにおいて陽気。
自分司会、自分ゲストの変なバラエティ番組を自分で撮影したり、
スクービードゥーの幻覚が見えたり。
(この監督はホラーのセンスが抜群なのであすこはちょっと怖かったですが)
実際に遭難して腕を切断したアーロンさんは、その後、腕を回収し、
義手で今も山に登っているそうです……。

ブルージョン・キャニオンは雄大で神秘的でしたが
この映画を見たあとでは恐ろしくて行けぬ。

(あと関係ないけどスイスのアーミーナイフ、スクービードゥー、ジェームズ・フランコといえば「グリーンホーネット」だ)





2011.06.24 サイトに掲載

2014.07.01 再掲載





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