「CASSHERN」 下記はネタバレ及びサンドバック感想です。 感激したひと及びファンは見ちゃだめよ。 ハムレット(白or血色)とハムレット(赤)とハムレット(黒) による父と子の愛憎劇。母と子の愛憎劇。 繰り返される受精と誕生のイメージ。 あるいは21世紀の世情を反映した反戦精神映画…… とでも言えと?ウキー!! SFペットセマタリーBYキングで十分だ。 2時間30分かけて喋りまくった(主に唐沢が)この映画のテーマは、 最後に流れたたった5分程度の主題歌の方が、 より的確に分かり易く、深く表現していた。 難しい言葉を使ったからって、内容が難しくなる訳じゃないし、 頑張ってたくさん喋ったからって内容が豊かになる訳じゃないと思うのです。 「お前にとって正義とは何だ!悪とは何だ!」 「人は生きている限り争い続ける。それは歴史や宗教が証明している」 「どうして人は憎しみあうの?どうして人は争いを止められないの?」 坊やだからです。 若い。ぺらぺらのテンプレ台詞。 制作チームは10年後に見返したら恥ずかしくて切腹したくなると思う。 当たり障りのない意見 ちょっとした軽い謎解きがあって、そのアイディアはなかなか良かったかな、と。 それから当然映像は綺麗でした。 ぶっちゃけ制作費はアニメとどっちが安いのでしょう。 ヒーローより寺尾聰が格好良く、ヒロインより樋口可奈子が綺麗でした。 2004.04.29 サイトに掲載 2011.08.08 再掲載 戻る |