「SAW」



ふと気付くと、何処かの広くて汚い便所に監禁されていて、
足は配管に鎖で繋がれている。向かいの壁には同じように繋がれている男。
2人の男の真ん中には死体。死体の右手にはレコーダー、左手にはピストル。
死体も相手の男も、遠くて触れる事は出来ない。
彼等に与えられたアイテムはテープと、用途不明の鍵と、そしてノコギリ。
片側の男は制限時間内に相手の男を殺さなければならない。

どういう筋になるか、同行者とありったけ予想していくと盛り上がります。
見て面白いとか楽しいとかいう映画ではありませんが、
かならず何某かのショックは受ける事になるでしょう。
とあるシーンでは観客の大半が顔を背けていました。
あらすじを図面化すると、とても綺麗な形になります。
私はこういう作り方をされた話は好きです。
あと展開が早くてストレスを感じないのもいい。
(心臓の弱い人は絶対駄目ですよ!毛の生えた人のみ鑑賞可)

ネタバレ

吊り橋効果で愛が芽生えた!!(たぶん)

最後、ジグソウがあまりに颯爽と退場したのでポカーンとしました。
もしかしてこれは勧善懲悪映画で、主役は彼でしたか!?
私は読み違えてましたか!?
だったらタイトルは「ジグソウ・マン」か何かにして
衣装は全身タイツにするべきだと思います。

あれはラストに絶対動くと思ってましたよ!!
(何故って連鎖ネタバレを避けるため
詳しくは書けないけど、ラストで便所のアレが動き出して、
そいつが犯人だったサイコサスペンスが昔にあったから)




2004.12.14 サイトに掲載

2011.08.08 再掲載





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