劇場版ワンピース
   「オマツリ男爵とヒミツの島」




タイトルからは想像もつかないほど陰惨な話でした……。
ショックでちょっとブルーになりましたヨ。
なので、映画としての完成度は高いのですが
どこか、びみょーにワンピではなかった……ような。
背景はばーんと美麗CGだし、人物デザインも微妙にテイスト違うし。

話の中の悲劇に、まったく救いがない上に、
出てくる植物の造形が、大人でもブルブルするくらい気色悪いんですよ。
幻の花「リリー・カーネーション」っていうんですがね。
(あ、字にして気付いたが、リインカネーションと掛けてあるのか)
金属の太っといバネみたいな外見で、
クラゲの触手みたいなのが先っちょから出る。
で、表面に黒い染みがボツボツ浮き上がったりして、
最高に嫌な感じです。

(以下ネタバレ)

で、もちろん人間を食べます。
私は「死者に執着する生者」の話や「謎が解き明かされる」話は
大好きですけど、さすがにあれは男爵が可哀相でした。

そして劇場版ワンピースはいつも困惑するようなプレゼントをくれる。毎回。
(もちろん伸びる。そしてくっつく。しかも何かぬるぬるする)
いらないから。どう考えても使い道ないから。









2005.03.15 サイトに掲載

2011.08.08 再掲載





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