「オペラ座の怪人」 豪華な舞台劇を大画面で見て楽しみたい人は是非是非。 美人と、胸の谷間と、美しい歌声と、きらびやかな衣装とセット。 少々空間恐怖症じみていたけれど、でも緻密な画面で綺麗でした。 ただ、見る人の性格によって ファントムに腹が立つか、 クリスティーヌにイライラするか、 ラウルにむかつくか の3択になるかもしれません。 「美女と野獣」との共通点が多く、 (ビースト=ファントム ベル=クリスティーヌ ガストン=ラウル。 父親を餌にして娘を自分の思うとおりにしようとするところも同じ) 特にファントムの性格設定と行動パターン・台詞は野獣に酷似なのですが、 彼等の成功と失敗の明暗を分けたのは、 野獣が「相手のために自分は何が出来るか考えた」 ということでしょうな。 野獣城の召使い達よくやった…理解者が命綱だった訳です。 クリスティーヌが「昔は良かった。貴方は私の父であり友達だった」 と悲しく歌っていました。 (今は女の色香に迷って、好きだ付き合えオーラ全開) でも彼女が男だったら 或いはこの話はハッピーエンドだったかもしれません。うん。 なんだかGガンの師弟みたいになりそう。 2005.03.17 サイトに掲載 2011.08.08 再掲載 戻る |