「魍魎の匣」 にきびデカッ!! 原作の中で一番きれいな伏線がすとんと落ちるシーンが 仕方ないとはいえ(ねたばれせずに映像化が難しい)スルーされているので、 未読の方はまず本を読まれてからというのが前提として、 私はこの映画、前作映画の3倍くらい好きです。 ええと、キャラクタを動かして遊ぶことを知っている人が 楽しみつつ作った感じがあって、 エノさんと京極堂、関君が好きな人にはおすすめです。 映像でしかできない3人のかけあい、遣り取りがあります。 (京極堂はちょっとコミカル) (話が要領を得なくてうざい関君が今回忠実に再現されている) (あべエノは相変わらず巨大です。巨神兵です) それと見ていて中国に行きたくなります。 昔の日本感を醸し出すために中国ロケを行っているのですが そりゃあもう美しい建物が次々出てきます溜息ものです。 それにしても友人達の間で満場一致で「ミッチーが演じるべき」 と言われていた久保をクドカンが演じる事になろうとはなあ…。 怪演でしたがショッカーの悪人みたいだった…。 最後の1秒でいらん映像を入れるのが、この映画シリーズの伝統だろうか…? 2008.01.06 サイトに掲載 2011.08.08 再掲載 戻る |