レモニー・スニケットの 「世にも不幸せな物語」 子供達3人がめっさ可愛くて仲良くて可愛かったです。 長女は発明、長男は知識、次女は噛み付きで 次々訪れるピンチを脱していくのですが、 色彩は綺麗だし、衣装も美術もナイスだし、 装丁の凝った絵本みたいでした。 ちょっとティム風味だな?と思ったのですが スタッフが数名混ざっていらっしゃるらしいですよ。 衣装はスリーピー・ホロウやシザーハンズの コリーン・アトウッドさんが担当なさっています。 (注:途中に蛇とか蛭が出てくるので、苦手な人は見ては駄目ですよ) お話は少し謎の部分が残ったまま終わったのですが、 原作12巻のうち、3巻までのエピソードを使用したと後で知り、 きっとどこかのレモニー・スニケットファンサイトで 「貯金全部おろして原作を買い占め、ヘリで空中散布したいよ!」 という日記を書いている方がいらっしゃったに違いないと思いました。 多くの方が絶賛なさっていますが、エンディングが素晴らしすぎます。 あそこまで作りこんでしまうともはや別の一作品だ。 不吉な色彩の……うーんインドネシアのワヤン・クリというか 紙芝居というか影絵というかペーパーアニメというか。 どうやって撮ってるんだろうあれは。 2005.10.05 サイトに掲載 2011.08.08 再掲載 戻る |