「スーパーサイズ・ミー」 ドキュメンタリー作品で、 1ヶ月間マクドナ○ドだけを食べ続け そして全メニューを制覇するやつ。 見ていてロジャー・ムーア風味…と思ったのですが、 尊敬する監督だそうです。 しかしムーアさん作品は、 こやつ何を言いだすか分からない的ドキドキ感があるのですが この人の場合はその暴れ者オーラはなく、 見るからに身体に悪いファーストフードを監督が食べまくっても 妙な安心感がずっと漂っていました。 だってこの人は自分の身体が大事で、 危ない橋を渡らない人っていうのが 言動や表情から滲み出てるんだもん。 そして別の場所で監督のインタビュー記事を読んだのですが 病院に併設されるマックについて。 「ガンの子供たちはほとんど食べることができない。 なんでもいいから食べてくれればいい。 それがファーストフードであろうと構わない」 という医師の意見に対する監督の感想 「僕は生命が終わりかけている子供たちに、追い討ちをかけるように ファーストフードを食べさせるべきではないと思った」 というのは幾らなんでもどうかという気がした。 病院のマック併設可否は置くとして。 私は身動きならぬままあと1ヶ月で死ぬとしたら、 ケンタとマックとモスとミスドとスタバとハーゲンダッツの商品は 買ってきてもらうよ!あとスナック菓子20袋くらい食べるよ! インスタントラーメンだって記念に食べたいよ! (↑いや、その食欲はあり得ない) それだけで生きていこうとは思わないけど ジャンクフードはおいしいし、 何よりそれぞれに付随するノスタルジーがある。 そこへ「最期なんだからもっと身体に良い自然食品を!」とか 説教垂れる人が現れたら、点滴のスタンドで殴るよ。悪いけど。 あ、ダイエットするときに見るのにはいいドキュメンタリーだと思う。 2005.10.25 サイトに掲載 2011.08.08 再掲載 戻る |