「ナルニア国物語1章」



兄弟姉妹の欠点は1.2倍、
感情の行き違い1.2倍
仲直りも1.2倍
魔女の怖さも1.2倍
危機感も1.2倍
戦闘シーンはサービスで1.8倍
なので小説の淡泊で上品なトーンは失われて、
刺激的でビビッドな物語になっていました。
コミックやアニメやゲームで育った子に
照準が合わせてある気がします。
たぶんディズニーひみつマニュアルで
「その世代の客は3分で飽きるので、
3分以内にシーン又はテンポを変えること」
とかそういうのがあると思う。

以下ねたばれミーハー感想。

魔女がアスランの毛髪を身に纏って
最終決戦に来たアイディアはなかなか良かった。
というか二刀流格好良かったよ魔女!
(ティルダさんの生まれ年見てひっくり返った。本物の魔女だ!)
あと、次男がお菓子の魔力のせいというよりは
70%自分の悪意で魔女に与したのは当世風だなと思った。
(プリンじゃなかった!プリンは超訳なんだそうです)
アスランは声がリーアム・ニーソンだよ。
今いちばん抱きつきたい男NO1だよ。
モフっとやりたい。モフっ。
タムナスさんは演技と尻が良かった。
ルーシーも。なんて賢くて良い子なんだろう。
そんな訳で私はいまターキッシュ・ディライト
(魔女が魔法で出したお菓子)を
ネット通販するかどうか迷っています。
正確な邦訳「トルコぎゅうひ」。甘いんだろうなあ…。

追記:後日通販して食べました。
   味はフルーツペクチンゼリーが一番近いと思います。
   でも比較にならない、歯と脳に沁みる甘さ。
   そしてお店の二重処理か何かで、注文した量の倍届いたりしました。
   合計80個!
   仕方ないのでサイトで「食べたい人に差し上げます〜」とか
   募ったりしました。懐かしい……。その節はありがとうございました。




2006.03.22 サイトに掲載

2011.08.08 再掲載





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