「フライトプラン」



夫を亡くした航空機関系の設計士の女性が
娘を連れてドイツからアメリカへ渡る途中、
飛行機の中でふと眠りから醒めると娘は消えていた。
客室に娘の姿はなく、また娘の姿を見た者もいない。
それに加えて、娘の搭乗した記録もないと告げられる。
というあらすじ。

ええと、ええと作品を総合的に評価すると
面白い作品ではないし、かといって
百叩きにするほど詰まらない作品でもないです。
話のあちこちに無理がありすぎるのと
タイミングがいちいち変なので
なんとなく誰かの夢っぽいというのが
特筆すべき点でしょうか。あ 
こっからネタバレ

ラストで偉い人から
「私は間違っていた。あなたが正しかった。ごめんなさい」
って頭を下げられたり、大勢の人々に「すごい人だわ」ざわざわ
って言われたりするところとか、うーん、女性の夢っぽかった。
加えてツッコミ所が10箇所はありそうなあのバカトリック。
真犯人が明らかになるタイミングもなんか変だった。
ジョディーのあの、他人の命は紙より軽い的な行動も、
飛行機に乗っているアラブ人は
全員テロリストと言わんばかりの扱いも
最後無意味に格好良く飛行機を爆破しちゃうところも
すべてがエエエエェェェーって感じだった。
自分の夢だったならノリノリで見られたかもしれませんが、
映画じゃ無理だ。




2006.06.18 サイトに掲載

2011.08.08 再掲載





戻る