ゲキシネ「阿修羅城の瞳」 ラブあり、友情あり、BLあり、アクションあり、 熱血あり、お色気あり、ホラーあり、お笑いありとてんこ盛りで 「うちに来たお客には絶対損をさせないぜ!」という気迫を感じる。 この作品を劇場で見る機会がもしあったなら、 皆様ぜひ御覧になって下さいねー。 (ただし濃いものがお好きなかた) (それと00年版というのもある。そちらは私は未見) (映画版は、おすすめしない。映画というものの限界を思い知ります) 舞台上の動きには色々な基本があって、 まあ基本バレエとか、基本ヒップホップとかタップとか 中国・インド・トルコとか他にもありますが 日本の動きが一番人工的だと思うのですね。 移動がデフォですり足。下半身は台車の役目をするというか いかになめらかに上半身を移動させるかが役目というか。 そして表現の殆どを上半身で行い、 どんな不自然な体勢をとっても腰は揺るがない。 独特の低い重心。 主役の市川染五郎さんはさすがに着物の所作が板に付いていて 殺陣が綺麗です。見栄きり啖呵も決まる決まる。 映画版は色々あれなので。あまりお薦めしません…。 2006.07.03 サイトに掲載 2011.08.08 再掲載 戻る |