「時をかける少女」 2006年、細田守監督版。 もうね、切ないんですよ甘酸っぱいんですよ キュンキュンですよ。夏で元気で若くて一生懸命。 最後の方は泣くまいとして腹に力を入れっぱなしですよ。 隣に座っていた男性のお客の人なんか 私が泣きそうになる丁度同じタイミングで 遠慮呵責なく泣きまくりですよ。ちょ…男のくせに!(笑) 映画というのは、こうじゃなくちゃいけませんよね。 抗いがたく誰かに感情移入して応援したりハラハラしたり。 主人公がともかく動きまくってくれるので爽快です。 我慢してなかったら鼻水垂らしてワンピ泣きしてた所です。あぶねー。 ねたばれ まさか踏襲するとは思わなかったので、 理科室の人物の名が出たところで 頭をガンとぶん殴られた感じでした。 そういえば伏線が張ってあるじゃん私!気付けよ!という。 最初のタイムリープに至るまでの BGMとしてのピアノの使い方が超絶に上手だった! それと、商店街の人形の辺りとか見てて思ったのですが この人「生理的になんかザワザワする」とか「ぎゃー!やーめーてー」 とかいう演出がお上手ですよね。オマツリ男爵とかもそうでしたが。 この人がハウルをそのまま撮ってたらどんなハウルだったんだろう。 あるいはゲドも。 フジはこの作品を担いで斬りかかるべきでしたね。 2006.09.04 サイトに掲載 2011.08.04 再掲載 戻る |