「SAW2」 出口のない館に集められた8人の男女。 その脱出ゲームを淡々と映すカメラ。 その中に混ざっている1人の少年。 彼等の映像を見ながら、 殺人鬼と会話によるゲームをする少年の父親の刑事。 相変わらずあらすじが綺麗だなあと思いました。 綺麗というのは心洗われるとかヒューマニズム溢れるとか そういう意味ではなく、 一部を変えると全てを変えなければならない、 変更不能な強固さが綺麗という。 ただし、かなりえぐいホラーですので御注意。 (下記1のねたばれあり) 前回「自分の足をノコギリで切断させられる」 という強烈なシーンがありましたが、 今回もそれに匹敵するシーンあります。 それと前作を見ていると、 懐かしいシーンがあります。(一種黄門様の印籠的な) 途中、殺人鬼ジグソウさんが 「東京の地下鉄で使われたガスだ」と言っているのに 字幕は「テロで使われたガスだ」になってました。 3時間吸引すると全身から血を吹き出して死ぬガス ってのは東京では使われてないので、 ジグソウさんの勘違いを日本の字幕スタッフさんが 気を利かせて修正してくれたのでしょう。 監督がインタビューで 「トビン(ジグソウ)と打ち合わせをしていると、 彼はジグソウの役柄になりっぱなしで、 僕のことを蔑んだ冷たい目でじっと見てくるんだ! 半泣きになってしまったよ」と言っていた。 監督かわいそう! 2006.12.03 サイトに掲載 2011.08.04 再掲載 戻る |