「穴/HOLES」



期待せずに見たらとんでもなく当たりだったので
この映画に関しては何も情報を入れずに
ともかく見るのがいいと思います。
ただし似たタイトルで違うサスペンスもあるので御注意下さい。
これは人格矯正施設にいれられた少年達が
砂漠で毎日強制的に穴を掘らされるお話です。
友情と謎と呪いとファンタジー。


内容ばれ

無実の罪で矯正施設に入れられた主人公。
発明狂のお父さん。
豚泥棒をして呪いをかけられたひいひいじいさん。
呪いをかけたエジプト人のおばあさん。
猛毒を持つ黄斑とかげ。
グリーン・レイクの憧れの的の女教師。
タマネギ売りの黒人の青年。
百年前の恐ろしい無法者。
収容した少年たちに穴を掘らせる所長。
矯正施設で主人公が友達になった少年。

最後にすべてのピースがぴたりと嵌ります。


原作は傑作児童文学として評価も高いルイス・サッカーの「穴 HOLES」
ドンデンの返し方は、一挙にくる映画版の方が好きです。
しかし人物は当然小説版の方が表裏があって深みがありました。
甲乙つけがたい。
このお話は骨格が優れているので、 媒体が何であっても面白いと思います。

(映画公式サイトはオチをご丁寧に図解しててびっくりした!)





2007.03.23 サイトに掲載

2011.07.04 再掲載



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