「かもめ食堂」 外国に行ってゆっくりしたような心持ちになりました。 観光した気にはならないけど、 海とか見てぼーっとした気分になる。 疲れている日曜日の昼下がりとかに 寝間着のままで見たりするのがいいのかなと思います。 (ただし見ていると本気で腹が減りますので注意) フィンランドで「かもめ食堂」を経営する女主人公は ガッチャマソの歌、「誰だ 誰だ 誰だー」 の続きがどうしても思い出せなくて我慢できなくなり、 本屋で見かけた日本人女性に声を掛ける。 幸い彼女は歌を完璧に覚えていて、 主人公のために書きながら歌ってくれる。 歌を思い出す主人公。それを2人で熱唱するIN本屋。 そして「ガッチャマソの歌を完璧に覚えている人に悪い人はいない」 というシュールな理由で、女性はかもめ食堂で働く事になる。 とかそういう感じのエピソードで構成されています。 出演者がかぶるので「やっぱり猫が好き」 というドラマを思い出される方が多いと思うのですが、 私は高野 文子さん作の「るきさん」という漫画を思い出しました (私は高野さんの作品の中でこれが1番好きです)。 あの漫画が好きな人はきっと「かもめ食堂」も好きになると思います。 逆もまた然り。 2007.04.14 サイトに掲載 2011.07.04 再掲載 戻る |