「パプリカ」 OPが超絶格好いいんです。 このどきどきするようなリズムで期待させる音楽は誰!? ……って、うん、ヒラサワですね。知ってます。 白虎野はいいアルバムだ。 でも本当にOPは素晴らしい。ずっとローテで見たいくらい。 他人の夢に介入できるマシン「DCミニ」が盗難される。 統合失調症患者の夢を使った精神汚染が始まり セラピストの千葉敦子は「パプリカ」に姿を変え 事件の解決にあたる。という内容。 OPが(もういいから)ええと統合失調症患者の夢の表現が凝ってますね。 異形のパレード。 こういう系の映画は、業の深い制作者の勝ちだなと思います。 自分の理想に近いものを作るために、どれだけの犠牲を払えるか、 悪魔と契約ができるか?魂が売れるか?命を捨てられるか? そういう意味で「イノセンス」とかと見比べると面白いかもしれません。 ただ、ちょっとラストに納得のいかないものがありました。 (ねたばれ) 全裸の男女が巨大化して戦う意味はあったんだろうか…。 もうちょっと他に何か…。←物語上の暗喩一切認めない派。 2007.06.13 サイトに掲載 2011.07.04 再掲載 戻る |