「UNKNOWN」



男が意識を取り戻すと、そこは廃工場で、
中には自分を入れて5人の男がいました。
男達は全員、ガスを吸ったせいで記憶を失い
自分が誰かも分かりません。

電話がかかってきます。
その内容から、どうやら自分達のうち3人は誘拐犯、
2人が人質であることが分かります。
動揺する5人の男達。廃工場は内側からは開けられません。

記憶が断片的に戻り「俺とお前が人質だ!思い出した!信じろ!」
と言う人もいますし、「俺とお前は親友だった」と言う人もいます。
さあさあどうなる!という非常に面白そうな設定なのですが、
なんというか、痒いところにあと2センチで手が届く!という感じの
非常に惜しい映画でした……。
とりあえずSAW路線の映画を作ろう!
というコンセプトは分かります。
ああああ、でも、何が足りないんだろう。
オチが甘い?登場人物が軽い?
ともかくSAWにはあと15歩ばかり足りないようです。




2007.08.19 サイトに掲載

2011.07.04 再掲載



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