「ウェス・クレイヴン’s カースド」 邦題タイトルの中に監督の名前が入っちゃっているのが凄い。 うん、でも私も監督の名前が付いてなかったら見なかっただろうし 公開前からチェックしていたにもかかわらず 映画館での上映はいつの間にか終了し、 そしてレンタル屋さんでも見付けられなかったという ひっそりしたホラー映画です(衛星で上映しました)。 ある平凡な姉と弟が、狼男に噛まれて狼人間になってしまうという話です。 狼人間になると身体能力と魅力がアップし、 周囲の人間にモテモテになります。えっ、そうなんだ!? クレイヴン監督作品のホラーのよいところは、 普通の犠牲者達がものすごく全力を尽くすところ。 よくあるホラーのように「あれは一体何なの!?恐い!!」 とか無駄にナヨナヨしているうちに殺されたりしません。 すぐに反応して走り、飛び、死にものぐるいで反撃する。 なのでノンストレスで鑑賞できます。 ねたばれ お約束のいじめっこが主人公弟を 「このゲイ野郎が」「ホモがうつる」 「触るなホモ」といじめまくるのですが 終盤で「実は俺もゲイだ」「もう隠さなくていい」 「君は魅力的だ」と衝撃の告白。 主人公も嫌がりつつ、 なんかそれなりに友情が芽生えて終わって微笑ましたかったデス。 主人公姉はクリスティーナ・リッチ。ものすごく額が広くて目が大きい。 久しぶりに拝見しましたが、 相変わらず人間をデフォルメした人形の顔みたいでした。 2008.09.06 サイトに掲載 2011.07.04 再掲載 戻る |