「ハムナプトラ3」





家族(夫婦)冒険戦闘モノというジャンルがありますが
何故か、どの作品も好きです。
「マスク・オブ・ゾロ」シリーズや「スパイキッズ」シリーズ
「トゥルーライズ」に「Mr.&Mrs. スミス」「Mr.インクレディブル」、
インディも後ろのあたりの作品はそうかな。

ハム3では冒険の傍ら、息子が大学をドロップアウトして
ガールフレンドも出来たりとかして、
でも母親(3から役者さんが交代)は
彼女のこと認めてくれなかったりとかして、
シリーズ通して見てきた者としては、そこのところにもハラハラしました。

中国が舞台なので今回アーデスは出ず、
代わりにジェット・リーが出てます。
「ドラゴン・キングダム」と撮影期間がかぶっていたそうなのですが
「ドラゴン〜」が終了してすぐに「ハム3」撮影チームと合流したとか。
「ドラゴン〜」では準主役だし「ハム3」はラスボスです。
ジェット・リー過労で死んじゃう!と思いましたが
見てみると納得しました。
ヒント☆ジェット・リーは最初から最後まで出ずっぱりだが、それはほぼCG。

あれだけ動ける人をCGで怪物にするってギャラの無駄使いだなあ……。

マグマの合成背景に、ジェット・リーの顔のアップが3つ浮かんで
それぞれが「キシャー」「ぎょえー」「ハギャー」と
吠えているところで吹き出しました。
一生懸命吠えているっぽいところが特に。
彼はそのあとキングギドラに変身するのですが、
誰も「このシーンは変だからカットしようよ…」と
言い出さなかったのでしょうか。
あれでは全世界へ向けた羞恥プレイだ!やめてあげて!

そこ以外は、相変わらずの豪華・派手なノンストップアクションで
なーんにも考えずに頭をカラッポにして見られます。
行楽には最適ですぞ。
「ドラゴン・キングダム」が
彫像を復活させるため冒険をしつつ不死の薬を求める話、
「ハム3」が復活した彫像(兵馬俑)のラスボスが
不死の薬を求めるのを阻止する話なので
ちょっとかぶるところが多いですが
ファミリー・ド派手豪華・CGのキーワードが気になる方はハム、
カンフー・ワイヤーアクション・中華指輪物語の
キーワードが気になる方はドラゴンをどうぞ。

そういえばジョン・ウー監督が赤壁を映画化した
「レッド・クリフ」の予告を見たよ!
赤壁でもやっぱりハトが飛んで、陣が回転してたよ。
あなたは 
ハ ト を 飛 ば さ な い と 死 ぬ の か ? 
と一度聞いてみたい。




2008.09.07 サイトに掲載

2011.07.04 再掲載



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