「運命じゃない人」





以前に映画「アフタースクール」を鑑賞しましたら
異様に面白かったので、監督の前作である
「運命じゃない人」をレンタルするぞと日記に書きましたけど
いつまでもいつまでも貸し出し中で大変苦労しました。


「アフタースクール」を撮った監督だー!!
というのが作品の第一印象です。
同じエピソードが、視点を変えると違った話になって
あそこは実はこうだったのか!という驚きと、あと男同士の友情。
これは監督のテイストなのですね。

シーンばれ

性善説に偏りすぎる主人公に、その親友が
お前だけ違う星にいる!とか怒りながら
「はやく地球に住みなさい」と文句を言うところの
優しい感じが好きです。
やっぱりギャーっとなる(見てて照れる)。

しかし「アフタースクール」に比べると、
おそらく予算の都合だろうけれど
登場人物の人数と場所に縛りがあって、
その制限内で練りに練られたお話だったんだろうかなあ…?
ということが何となく想像されるのですが、
この作品で各界に注目されて、
才能に敏感な役者さんやスポンサーが集まって
監督が次の作品(アフタースクール)を撮ることができたのなら、
まったく素晴らしいことだと思います。
気が早いですが次回作にも期待。




2008.09.17 サイトに掲載

2011.07.04 再掲載



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