「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」 邦題で致命的な損をしていますが めっさ鋭角で隙のない、面白いイギリス映画です。 ロンドンで警官をしているニコラス・エンジェルは 頭脳明晰、運動能力抜群、成績は全てトップ 表彰を何度も受けるスーパーエリートだった。 しかしその能力を上司全員・同僚全員に妬まれるようになり 彼女(ひそかにガラドリエル様!)とも破局し、とうとう超ど田舎に左遷される。 しかし平和なはずのその赴任先で、奇怪な事件に遭遇し……というお話。 スマートに馬鹿馬鹿しく、 無駄がなく馬鹿馬鹿しく、早く、ギャグセンスが秀逸で、 前半の言葉やアイテムが後半どんどん関連付けされて、伏線回収もうまい。 なぜこんな面白い映画がシネコン展開されなかったのか謎です。 イギリスの人のジョークセンスは※●☆#$□だと時々思うのですが これは上手いと思った。 この映画のギャグの溜めの取り方、間が最高だと思います。最先端の漫画的。 遠くでチラっと変なものが小さく映る的なギャグも好き。 (近道の塀を飛び越えていくところの最後とか) (ハリー似の子が道路交通整理用のコーンをかぶっている所もええ、 ニヤっとしました) ちょっとグロがありますのでご注意。 ブワシャーって感じでいっそ清々しいですが。 ちなみに私はこの映画のことを最初に知ったとき おおまかな内容を調べるためにタイトルで検索をかけました。 すると検索画面に並ぶ小見出しの内、2番目か3番目のところに 「犯人はヤス」なみのネタバレが書いてあり、ちょっとザラキを唱えました。 皆様も検索にはご注意下さいねザラキ。 2009.01.18 サイトに掲載 2011.07.04 再掲載 戻る |