「パッセンジャーズ」





あらすじ
旅客機墜落事故があり、
生き残った5名の男女のケアを担当することになった主人公クレアは、
彼等の記憶している事故状況が食い違うことや、
航空会社の異様な干渉に不安を抱きつつもカウンセリングを続ける。
しかしある患者は尾行されていると訴え、ある患者は謎の失踪を遂げ、そして…。

■ドンデン返しの好きな人は情報を入れずに見ると良いと思います。
■あ、ラブロマンスと、最後に泣かせが入るので、それが平気な人。
■しかし近日中に飛行機に乗る人は絶対見てはなりません。

(ねたばれ)これから鑑賞予定の方は御覧にならぬほうがよいです。

■おばさんは不自然にノリノリ過ぎて、あとでダメだしされたと思う。
■でもおばさんの場面のカットバックのセンスがすごくよかった。
■図書館と空港のも。
■ものすごく遠いところからヒントの始まるクイズ番組みたい。
■やつら楽しんでる絶対。
■エリックは、ごめんなさいちょっときもい。
■お庭に電柱が?と思ったら灯籠だった(たぶん)。
■人の顔を1度見ただけで記憶できるひとは最初にオチが分かるのだろうな。
■ずっと雨or曇りなのが気になってはいた。
■あんな風ならば悪くないと思います。うん。

「マスター&コマンダー」を撮ったウィアー監督の作品に
「フィアレス」というやはり旅客機が墜落する作品があるのですが、
墜落描写が圧倒的すぎて、肝心のドラマ部分を記憶していないという
最強の飛行機墜落映画です。
「フィアレス」とこれとを連続で見たら数ヶ月は飛行機に乗れないな、私は。
「ファイナル・デスティネーション」などのように、
恐怖する乗客という記号の範囲を出ないものはいいのですが
繰り返し身内に謝る、とか観念して音楽を聞く、とかいう描写が出るとね…もう…。

監督のロドリゴ・ガルシアさんは、
ガブリエル・ガルシア=マルケスさんの息子さんなのですね。
心底びっくりした。クリエイターも世襲制の時代か。





2009.03.22 サイトに掲載

2011.07.04 再掲載



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