「スル−ス」 2007年 監督ケネス・ブラナー 「探偵 スルース」の35年後のリメイクです。 (ちょっとネタバレ気味) オリジナルにない衝撃のどんでん返しを仕込もうという意気込みのあまり ブラナーくんが「スル−ス」の女性むけ二次そうさくを…!! ……やっちゃったよ。 前世紀から腐女子やってる身分でこんなこと言うのはおこがましいですが ブラナーくん……第三セットは……オリジナルの方がいいよ……。 ねたばれ いや、非常に緊迫したけどね! (あれはオリジナルと同じくイタリア人の執念勝ちですね。 ただ、リメイクのイタリア人はちょっと人生に失望したところもあると思う) (オリジナル版に「わしはお前が妬ましい。その美貌が、その若さが、(中略)その胸毛が」 というような台詞があり「!?」となりましたが、リメイクではカットされてました) あと、オリジナル版の小説家の館が 庭園が迷宮になっていたり、生け垣から飛び出すように馬の石像が配置してあったり、 蛇の石像があったり、部屋の中に自動人形がぎっしり並んでいたりして、面白かったので リメイク版の小説家のお屋敷がバリバリの現代建築だったのはちょっと詰まらなかったです。 ちなみに残念ながらオリジナル版はDVD化されていないようです。 私は衛星の放映で見ました。 2009.04.16 サイトに掲載 2011.07.04 再掲載 戻る |