「悪夢のエレベーター」




夜中に突然停止してしまったマンションのエレベーター。
管理会社への緊急連絡が通じない。携帯は電池切れ。
その中に閉じ込められた男女4人。

1人は妻が産気づいて自宅に戻らなければならない会社員、
一言も口をきかないゴスロリの女の子、
ヤクザっぽい格好をした大阪弁の男、
ランニングに出かけるところだったという男。

しかし言動や行動の矛盾から彼等の秘密が明らかになってゆく。
そして意外な結末。

面白かったです。ラストが暗いのは残念ですが、
でもサスペンスとしてよく出来ている。
(途中ちょっとホラー要素があります)
元は舞台劇だそうで、
場所はエレベータの中とマンション内にほぼ限定されます。

微ねたばれ

短い作品時間に大きなどんでん返しが2つ入っていて、
かなり難易度が高くてクール!
特に2つめのオチは「ああ、ここに繋がるのか!」っていうシーンが
あちこちあってカタルシスを感じました。
そういえば綺麗などんでん返しの瞬間って
コースターの落下に似てますね。どっちも好きだ。

ただ管理人に関するホラー的なシーンは
方向がぼやけるので不要なような気もします。
あと「そして誰もいなくなった」って密室ものじゃないよね!?




2009.10.29 サイトに掲載

2011.07.04 再掲載



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