「チョコレート・ファイター」




「マッハ!!!!!!!!」の監督が、今度は少女を主役に格闘映画を撮った作品。
数年間本格的トレーニングをしたというだけあって、
主人公のアクションは見事でした。
体重の軽さを生かした前後のフットワークと跳躍、舞のような動き。
(あと、技の受け手の皆さんも素晴らしかった)
(エンドロールのNG集は真顔になってしまうくらい負傷オンパレード)

生まれながらに脳の発達障害を持つ少女は、
目で見た動きを一瞬で習得できるという才能を持っていた。
彼女は母親の治療費を稼ぐために、
むかし母親が金を貸していた人物達から取り立てを行うのだった。
しかしその噂を、母親が過去に所属してた組織のボスが聞きつけて…というお話。

でもちょっと無茶を言うなら
トニー・ジャーの蹴りと比べてしまうのですどうしても。
やはり軽い、ように見える。
蹴りや突きの威力は、体重…というか
筋肉と骨の重量に比例するのでしょうから仕方ないことですが。
また「マッハ!!!!!!!!」が見たくなりました。
(↑ここ10年の格闘映画の中でぶっちぎり最高だと思います)
トニーがジャッキーの弟子として登場する「酔拳3」の企画があるらしいですが、
是非とも実現してほしいものです。

日本ねた
というか主人公のお父さんが日本のヤクザで阿部寛。
ポン刀を装備した阿部さんのリーチは無限大(手がながい)。
戦国時代なら一国とれたのではと思わせる無双ぶりでした。




2009.11.17 サイトに掲載

2011.07.04 再掲載



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