「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」 映画的にというより、音響的に劇場鑑賞が望ましい感じです。 マルレでの先輩の初演は、 オーケストラで音を聴いたらマジひどくて、 私が客だったら舞台にミカンや座布団を投げてると思うくらいでした。 無意味なCGシーン(パリ中に花が咲き乱れたり、 変態の森で歌ったり踊ったり、 のだめが波動拳で戦ったり)が長くて、 ちょっと困りましたが、 TV放映時のCMカット用かもしれんと思い直しました。 いやしかし千秋先輩のバッハ ピアノ協奏曲第一番、 演奏に惚れ惚れした。 なんか先輩の人柄を思わせた。 のだめのピアノ演奏を担当された ランランさんという中国のピアニストさんの「トルコ行進曲」に、 この曲をこんな風に演奏する人がいるなんて!!という ものすごい衝撃を受けたのですが、 このランランさんという方、独創的な演奏で有名で オーケストラと演奏なさるときなどは、 指揮者の方が苦労されるなど、 まさにリアルのだめなエピソードを読んで てっきり若い女性だと思っていたら、男性だったという。 (北京五輪の開会式で演奏されたそうですが、見てませんデシタ…) 演奏中の映像を拝見したら 大変な早弾きで、腕がマトリックス状態にブレて見えました。 すげえ! 2010.01.26 サイトに掲載 2011.07.04 再掲載 戻る |