「パーフェクト・ゲッタウェイ」 決してラストを話さないでください系サスペンス。 1年に1本あるかないかの切れ味鋭い映画だと思いました。 ミスディレクションがうまく、私は騙された。 (そして私はフェアの範疇であると思います) あとすごくキャラ燃えする。 ハネムーンでハワイを訪れたクリフとシドニーは、 新婚夫婦を殺した男女2人組の殺人犯が同じ島にいるらしいと聞く。 周囲にいるのは自分たちを含め3組=6名。 さて、犯人は誰なのかという内容。 犯人はだれか的伏線も勿論あるのですが、 その後の結末に至る伏線が上手く、 「あー!そうか、やったー!」(笑)みたいなそんな感じです。 後味も悪くない。 (ただ、痛いシーンがちょっとあるので苦手な人は無理ですが) (主要登場人物6名で、観客も6名でした。あんまりだ) ねたばれ 盤石のものであると認識していたものが揺らぐので(笑) 主人公カップルへの感情移入がハンパないです。 一種の吊り橋効果というか? また指輪のエピソード挿入のタイミングとか、うまいんだこれが。 こんなに手に汗握って主人公を応援したのは久しぶりです。 片方が格好いいと片方がへたれになるものですが、 男女両方が格好いいアクションも久しぶりです。 ちなみに私は業界の友人一同が仕掛けるドッキリだと思ってました。 (登場人物全員が最初の式のシーンにさり気なく映ってるという) (グーグル先生が出てきた時点でさすがに無理と諦めましたが) 2010.01.27 サイトに掲載 2011.07.04 再掲載 戻る |