「ハート・オブ・ウーマン」 ハンサムで仕事ができるが、典型的な遊び男タイプで 男尊女卑、不実な主人公は、 妻とは離婚し、娘にもこれ以上ないくらい軽蔑されている。 しかしある日、ちょっとした事故で、 回りにいる女性の心の声が聞こえるようになってしまうというお話。 女性視点のらぶこめを撮ってこられた監督作品の中では (恋愛適齢期・ホリデイ・恋するベーカリーなど) これが一番好きです。面白かった。 仕事でイラっときたOLの方などにオススメ! ねたばれ 主人公が段々女性化していくのが笑えたのですが、 彼には元々「女性が喜ぶと自分もうれしい!」 という才能が備わっていて、だからこそあの結果だと思います。 ラストはちょっと唐突だったので、 主夫をしている主人公の所に娘が訪ねて来るシーンなど欲しかった。 シーンばれ 主人公に一晩遊ばれて捨てられた女のひとが、 「実は自分はゲイだ」と告白されると すんなり「彼氏と幸せにね」と諦めてくれるシーンがあるのですが そういうもんかしら……と自分に置き替えて想像してみたら 許 せ た ! ふ し ぎ ! しかしたとえ嘘でも自分がゲイだ!と言うのには あんなにも心理的抵抗があるものなんですね……。 主人公と女上司が共同で作るという設定で 作中に出てくるナイキのCMですが、 10年前にも関わらずセンスが良くって驚きました。 あそこまで女性にターゲットを絞られると買ってしまうなあ。 コマーシャルって現実以上の何かを売る魔法ですね。 2010.04.04 サイトに掲載 2011.07.04 再掲載 戻る |