「チェ 28歳の革命」
   「チェ 39歳 別れの手紙」





チェ・ゲバラの生涯を描いた作品の前後篇。
ソダーバーグ監督。

チェ・ゲバラの「チェ」は名前ではなく愛称で、
意味は「やあ!」的な、くだけた挨拶らしい。知らなかった。
まあ例えるなら「オッス田中」みたいなそんな感じだろうか。


彼は生まれつき勤勉で賢く、忍耐強く熱意にあふれた
侮辱を許さぬ誇り高い男(しかも美形)であると思うのだが
自分以外の多くの人間はそうではないという事実を
知っていただろうかと思った。

前篇でも思ったが、ぜんそくの発作が苦しそうで
「ゲリラなどやめなさい……」
という感じでした。
とくにブッシュで潜伏している時の発作。

関係ないが私には
頭の中で区別の不明瞭な言葉が幾つかあって、
カストロとカタストロフとスカトロとカタルシスが
そのうちの1組です。
前後の文脈から判断する事が多い。
あとモヒートとベヒーモスも何故かよく間違う。
どっちがヘミングウェイの好きだったカクテルで
どっちがFFでバックアタックされて
全滅した牛みたいなやつだったか…みたいな。




2010.01.31  06.13 サイトに掲載

2011.07.04 再掲載



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