「GOEMON」 衣装や美術がド派手で、色調補正されまくり、 スクウェアRPGの ムービーだけを編集したみたいな綺麗な画面でした。 それに所々カプコンの格ゲが挿入される的な。 撮影自体は2007年に行われ、 そのあと1年以上ひたすらCGで背景を描きこんでいらしたらしい。 役者さんがゲームのフィールド画面っぽいところをうろうろしているのが なんか面白く感じられます。 途中まで例の青年の主張が出なかったので、 ああいうのはもうおやめになったのかと思ったのですが 終盤になったらやっぱり出てきたよ。 これはもう監督のカラーといってもいいのではなかろうか。 以前「CASSHERN」の感想を書いた時、 「スタッフは10年後に見返したら恥ずかしくて切腹したくなると思う」 と私は予言しましたが 監督の中二力(ちゅうにりょく)を見誤っていました。 うん、彼はきっと恥ずかしくなったりしない。 終盤のGOEMONは卒業式に討ち入りしたヤンキーみたいでした。 大人になれ!!!GOEMON!!! 箇条書き ■佐藤健くんが成長すると大沢たかおさんになるのは納得いかない。 ■監督本人が明智役で出演なさっているのですがイケメンでびっくりした。 ■監督は一度、劇団新感線の話を映画化なさるといいのではないかと思う。 青髑髏とか! 2010.06.18 サイトに掲載 2011.07.04 再掲載 戻る |